私は20代後半のアラサー、今の会社に転職して1年が経過しました。
入社数ヶ月間は前向きに頑張れていたものの、だんだんと様々なストレスが積み重なり限界に。
毎日「会社に行きたくない」「こんな毎日がこれからずっと続くのか」
休みの前日は「明日から仕事で憂鬱すぎる」と思う日々。
そしてとうとう「もう会社に行きたくない」と会社を休んでしまいました。
でも今日休んだところで上司になんと言えばいいのか?
今日休んだからもう大丈夫!って、明日から会社に行けるのか?
私
心療内科へ行くことを決意しました。
もくじ
心療内科に当日予約をするまで
私
そう思っていました。
実は5年ほど前にも、うつっぽくなり心療内科に行こうと思った時期がありました。
その時は、住んでいた家の最寄り駅周辺の心療内科に片っ端から電話したのですが、
「初診は受け付けていません」「予約を取るには1ヶ月待ちです」
そんなことがあり、心療内科へ行くことを諦めて、会社も辞めたことがありました。
でもまた今回、5年経過して別の会社で働いているさなか、再び心の異常を自覚。
心療内科へ行きたい気持ちの反面、
私
色々な気持ちが頭の中をぐるぐる…
でもそんなことは言っていられませんでした。
私
というわけで、現在住んでいる周辺の心療内科を検索。
最寄り駅だけでなく、同じ沿線の2駅先くらいまで範囲に入れて。
探していると、クリニックに対する悪い口コミもちらほら。
どこの心療内科が良いのか、ネットの情報だけで判断できず、
私
そう思って、診察時間が始まったクリニックに電話をかけました。
そして無事、診察時間開始すぐにかけた心療内科で、当日夕方の予約ができました。
電話口の受付女性がとにかく優しい口調で対応が良くて、ひとまず安心。
予約時は、連絡先と名前のほか、いつから症状があるのか、その症状のきっかけを聞かれました。
でも私は途中から泣き始めてしまい答えられず、
「無理に答えなくても大丈夫ですよ^^では本日〇時にお待ちしておりますね^^」
という感じで電話予約が終わったのでした。
いざ、心療内科へ
クリニックの場所が不安だったのと、初診だったので問診票を書かされるかな?と思い、予約時間の10分前に心療内科へ到着。
私が着いた時、待合室には誰もおらず。
受付で保険証を出し、コロナ対策もあってか体温を聞かれました(電話予約の時点で測ってきてと言われていました)。
A4の問診票を2枚渡され、カウンター席で記入。
問診票には症状のほか、家族の年齢や職歴も簡単に書く欄がありました。
問診票を受付に提出し、保険証を返却され、
私
どんな診察結果になるんだろう。
そんな気持ちで椅子に座って呼ばれるのを待ちました。
~予約時間から15分経過~
多分今診察中の患者さんが長引いているのかな…
じっくり話をしているんだろうなと思ったので、全く悪い気はしませんでした。
その間にもう1人、男性が来院しました。
~予約時間から30分経過~
受付の人が「お待たせしてすみません、もう少しお待ちいただいてしまいます。あちらの男性が再診なので、その方の後にお呼びしますね」と言いにきてくれました。
内科や歯医者などでこれだけ待たされたらイライラするだろうけど、不思議なことに全く平気な自分。
むしろ、もうクリニックの診察時間が終わろうとしている頃だったので、申し訳なさが少々…
~予約時間から40分経過~
診察中だった初診っぽい女性が診察室から待合室に出てきて、私の後に来た再診の男性が先に呼ばれました。
再診の男性は割とすぐ終わって、ついに私が診察室へ呼ばれます。
いざ、診察室へ
診察室に入ると、目の前に先生が。
デスクにパソコンが置かれ、その前に私が座る椅子が置いてあり、先生とは対面で話す形です。
「こんにちは、よろしくお願いします」とお互いにご挨拶。
クリニックの診察時間が終わりかけていたので、
「今日は30分くらいお話をして、また何かあれば次回聞きますからね」と事前に言われて診察スタート。
そして単刀直入に「今日はどうされましたか?」と先生からにここへ来た理由を聞かれました。
私は即答で
私
そこから、先生からのヒアリングがスタート。
いつから症状があるのか、その原因、
私自身の性格、幼少期や学生時代のこと、転職歴と仕事内容、家族構成や年齢、家族のことで困っていることや心配はないか…
など、1つずつ丁寧に質問され、相槌を打ちながら聞いてくれました。
どこまで私のことや職場の状況を先生に話せばいいんだろう、と思いつつも、
「これは話しておきたいな」ということを、話せる範囲で話せば大丈夫です。
先生はとても落ち着いた優しいオーラで、話始めからとてもいい先生だなと思いました。
ホッとしながら診察を受けることができました。
診察時間は、30~40分くらい。
そして先生からの診断結果は「適応障害」。
あともう2つ、対人なんとか…社交なんとか…と言われたのですが忘れてしまいました。
適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。 たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。
ちなみに適応障害とうつの違いですが、うつの場合は仕事があるなし関わらず、常に気分が落ち込んでしまう状態なんだそう。
私の場合、仕事がない日は比較的症状も軽く、仕事がない日でも寝込んでしまうようなことがなかったため、適応障害でしょうとのことでした。
そして先生からは、今後のことについて
- 薬を飲みながら様子を見つつ出社するか
- 診断書を提出して休職するか
この二択を提案してくれました。
私はできればもう出社したくなかったので、診断書が欲しいと言いました。
初診で診断書は出せない、というクリニックもあるそうなので、
「診断書は今日出してもらえるのですか?」と聞くと、このクリニックは今すぐ出せるとのこと。
ということで、診断書を書いてもらい「適応障害のため1ヶ月の休職」をすることになりました。
心療内科は料金が高い?気になる診察料は…
初めての心療内科だったこともあり、保険適用とはいえ高くついてしまうのでは…と心配でしたが、
受付での会計は6000円ちょっと。
診断書の料金が自費で3900円のため、今回はやはり高くなってしましました。
処方箋も貰い、薬代はジェネリックで600円ほど。
精神安定剤や抗不安薬は高そう…思っていましたが、薬は意外と安く済みました。
(1週間分、朝晩2回飲む分量を処方されました。)
そして1ヶ月の休職に入りました
診察が終わり薬を貰い終わってから、上司に連絡。
心療内科へ行き適応障害と言われたこと、1ヶ月の休職をするように言われたことをそのまま伝えました。
朝休む連絡をした段階では、体調不良であることと検温結果、病院に行きますとだけ伝えていたので、
まさか心療内科へ行っていたとは思っておらずびっくりしたと思いますが仕方ありません。
診断書は、会社に郵送するよう言われたので、後日上司宛てに郵送しました。
診察の翌日から無事休職に入り、現在は薬を飲みながら、そしてこの記事を書きながら生活しています。
そして休職から1週間も経たないうちに、会社から「傷病手当金」の書類が郵送されてきました。
私から特に会社に手当金のことについては言っていなかったのですが、直属の上司と人事がスピーディーに手配してくれました。
こんな症状があったらあなたも無理をしないで心療内科へ行ってほしい
「会社に行きたくない」
「頑張ってもどうせ無駄だと思う」
「生きている意味がわからない」
他にも、
・わけもなく悲しくなる
・勝手に涙が出てくる、そしてしばらく泣いている、特に夜泣く
・不安感が強くなる、1日に何度も不安になる
・心配事が多い
・物忘れが増えた
・頭がぼーっとする、頭が働かない
・ミスが増える、そのミスにすら気が付けない
・朝が辛い
・夜も夜で辛くて、このまま夜が明けないで欲しいと思う
・自分の明るい将来を考えられない、将来に不安しかない
・周りの人が敵に思える(私は特に仕事中)
・他人を信用できない
・家族には心配をかけたくない、家族にはこんな私でごめんねと思う
・親身に相談に乗ってくれる人がいない、理解してくれそうな人がいない
・他人に「元気ないね」「大丈夫?」などと言われることが面倒くさい
・人に会いたくない(私は特に会社の人)
・会いたくない人たちと挨拶や会話をしたくない
・気づいたら色々我慢しているなと感じる
・頑張って働いている人をみて「すごいな、なんで私は普通に働けないんだろう」と思う
・「何が楽しくてみんな生きているんだろう」と考える
・毎日同じことの繰り返しが辛い、これが一生続くのか…?
・炊事洗濯掃除が面倒くさい
・以前はあったはずの夢や希望が今はもうない
・趣味がないから仕事が生きがい、だから仕事が楽しくないと生きている意味を見いだせない
上記全部、心療内科へかかる前後の私の症状(気持ち)です。
もし同じような気持ちで悩んでいるようなら、無理をしないで、できれば心療内科へ行ってほしいなと思います。
『自分が担っている仕事はどうなるんだろう』
『職場の人たちに迷惑がかかるしどうしよう』
『自分って無責任?甘え?』
そんなことがぐるぐる頭の中をめぐると思います。
でも、自分しかできない仕事なんてない。
誰かがなんとかしてくれる。
実際なんとかなる。
そう割り切ることが大切だと思います。
私
最後に
これから、休職中の日記的なものや、傷病手当金についての記録も残そうかなと思うので、また次の記事で。
同じような境遇で悩んでいる方に、何かしら参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。